「確定申告、毎年ドキドキしながらやっています」

フリーランスになって最初の確定申告は、本当に何もわかりませんでした。

会社員時代は年末調整で全部やってもらっていたので、確定申告なんて縁がなかった。

でも今は毎年自分でやっています。

最初はパニックだったけど、やり方がわかればそこまで難しくありません。

この記事では、40代フリーランスが実際にやっている確定申告の流れと、知っておくべき節税のポイントをまとめます。

※この記事は情報提供を目的としています。個別の税務については税理士にご相談ください。

そもそも確定申告とは?

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間の所得と、それに対する税金の額を計算して税務署に申告する手続きです。

会社員は会社が年末調整をしてくれますが、フリーランスは自分でやる必要があります。

確定申告の期間は毎年2月16日〜3月15日ごろ(年によって多少前後します)。

この期間に前年1月〜12月分の所得を申告します。

青色申告と白色申告、どちらを選ぶ?

確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。

結論から言うと、フリーランスは青色申告一択です。

青色申告 vs 白色申告 どちらを選ぶ?
📘 青色申告
📄 白色申告
特別控除
最大65万円
節税効果が大きい
なし
控除なし
赤字の繰越
3年間可能
翌年以降に相殺できる
不可
その年限り
記帳方法
複式簿記
会計ソフトがあれば簡単
単式簿記でOK
シンプルで簡単
手間
やや多い
少ない
おすすめ度
フリーランスに最適
メリットが少ない

青色申告の最大65万円控除は非常に大きいです。

たとえば所得が300万円の場合、白色申告より課税対象が65万円少なくなります。

税率によっては数万円〜10万円以上の節税になります。

まだ提出していない方は来年の申告に向けて早めに準備しましょう。

フリーランスが経費にできるもの・できないもの

経費を正しく計上することが節税の基本です。

「フリーランスは何でも経費にできる」と思っている方も多いですが、それは誤解です。

仕事に関係のないものを経費に計上してしまうと、税務調査の対象になるリスクがあります。

「これは経費になるのか?」と迷ったときは、「仕事がなければ発生しなかった費用かどうか」を基準に判断するのが基本です。

きちんと分けて記録しておくことが、後々のトラブルを防ぐことにつながります。

経費にできるもの
仕事用のパソコン・スマートフォン・周辺機器
仕事関連の書籍・セミナー代・研修費
通信費(インターネット・携帯の仕事分)
家賃・光熱費(在宅ワークの場合は按分)
交通費・出張費
仕事関連のソフト・サブスクリプション料金
名刺・文具などの消耗品
経費にできないもの
食費・日用品(仕事に直接関係ないもの)
プライベートの旅行費用
所得税・住民税などの税金
罰金・反則金
プライベートの洋服・美容代

在宅ワークの場合、家賃・光熱費・通信費は仕事で使っている割合(按分比率)に応じて経費計上できます。

「業務で使っている面積÷全体の面積」で計算するのが一般的です。

経費の判断に迷ったときは、1冊書籍を手元に置いておくと安心です。

特に初年度は「これは経費になるの?ならないの?」という場面が必ず出てきます。

そのたびに調べる手間を省くためにも、早めに1冊読んでおくことをおすすめします。

私も独立した年に2冊ほど買って読みました。

今では改訂版が出ているので、最新年度のものを選んでください。


【経費・確定申告の勉強におすすめの書籍】

節税に使える3つの制度

フリーランスが活用できる節税制度を3つ紹介します。

① NISA(非課税投資)

投資で得た利益が非課税になります。

節税というよりは「税金を払わずに資産形成できる」制度です。

詳しくはこちら☞ 独り身フリーランスこそNISAを始めるべき理由

② iDeCo(個人型確定拠出年金)

掛金が全額所得控除になります。

フリーランスは月最大68,000円まで積み立て可能で、節税効果が特に大きい制度です。

ただし60歳まで引き出せないので、生活防衛資金を確保してから始めるのがおすすめです。

③ 小規模企業共済

フリーランスの「退職金代わり」の制度です。

月1,000円〜70,000円まで積み立てでき、掛金の全額が所得控除になります。

将来事業を辞めたときに共済金を受け取れます。

おすすめの会計ソフト

65万円控除を受けるには、複式簿記での記帳に加えて、e-Taxでの電子申告が必要です。

e-Taxを使えない場合は電子帳簿保存法に基づく電子帳簿保存でも可能ですが、会計ソフトを使えばe-Taxへの申告もそのまま対応できます。

簿記の知識は不要です。

さらに銀行口座やクレジットカードと連携すれば仕訳もほぼ自動化され、e-Taxへの申告もソフトから直接できます。

65万円の控除を受けるためにも、会計ソフトの導入は早いほど得です。

e-Taxの利用にはマイナンバーカードが必要です。

まだ持っていない方はお住まいの市区町村で申請しておきましょう。

freee(フリー) 初心者向け
クラウド型で操作がシンプル。質問に答えるだけで確定申告書が完成する
銀行口座・クレカと連携すれば自動で仕訳してくれる
e-Taxにも対応。初心者向けのガイドが充実している
無料トライアルあり30日間無料
弥生の青色申告オンライン 老舗の安心感
30年以上の実績がある老舗ソフト。サポートが手厚い
初年度は無料で全機能が使える
e-Taxにも対応。青色申告決算書も自動作成
初めての確定申告で「安心感」を重視する方に特におすすめ
マネーフォワード クラウド確定申告 家計簿アプリと連携
マネーフォワードの家計簿アプリを使っている方はデータ連携がスムーズ
銀行・クレカ・電子マネーなど連携できる金融機関数が多い
e-Taxにも対応。スマホからの申告も可能
無料トライアルあり1ヶ月無料

会計ソフトの選び方はこちら👇
【2026年最新】クラウド会計ソフト徹底比較! フリーランスが選ぶべき3選と選び方

まとめ|確定申告は「準備」が9割

確定申告で一番大変なのは、申告期間中に慌てて1年分の領収書を整理することです。

毎月こまめに経費を記録する習慣をつけると、申告時期がぐっと楽になります。

会計ソフトを使って、銀行口座とクレカを連携させておくだけで、日々の記帳がほぼ自動化されます。

「難しそう」と思っているうちは始められません。

まずは会計ソフトの無料トライアルから始めてみてください。

独り身フリーランスこそNISAを始めるべき理由【40代からでも遅くない】 「NISAって聞いたことあるけど、今さら始めても遅いかな」 独り身でフリーランスをしていると、老後のお金の不安は人一倍あるのに、...
フリーランスこそFP相談が必要な理由【40代が老後のお金を本気で考えた話】 フリーランスこそ、FP相談を使い倒してほしいと思っています。 フリーランスになって数年が経ち、ふと気づいたことがあります。 ...
フリーランスにおすすめのクレジットカード【40代が実際に選んだ理由】 フリーランスになってから、クレジットカードの使い方が変わりました。 会社員のころは「ポイントが貯まればいいか」くらいの感覚でした...