独り身で賃貸を借りるとき保証人はどうする?40代フリーランスが実際にやった方法【2026年】
「引っ越したいのに、保証人を頼める人がいない」
独り身でフリーランスをしていると、賃貸の契約はハードルが高く感じます。
会社員でもない、頼める身内もいない、友人に重い責任を負わせるのは申し訳ない——。
でも実際には、保証人なしで賃貸を借りる方法はいくつかあります。
この記事では、ひとりみ歴25年・40代フリーランスの私が実際に経験してきた「賃貸の保証人問題」と、今使える3つの解決策をまとめます。
引っ越しを考えている方に、ぜひ読んでほしい内容です。
そもそも「保証人」と「保証会社」は違う

まず、混同されがちな2つの言葉を整理します。
連帯保証人(個人)
入居者が家賃を払えなくなった場合に、代わりに支払う義務を負う人のことです。
親・きょうだいなど、収入のある親族に頼むのが一般的ですが、独り身の場合は頼める相手がいなかったり、頼みにくかったりします。
連帯保証人には「家賃の36倍以上の年収」が求められることが多く、親が高齢・年金生活の場合は認められないケースもあります。
家賃保証会社(法人)
連帯保証人の代わりに、法人が保証人の役割を引き受けてくれるサービスです。
保証料を支払うことで、保証人がいなくても賃貸契約ができます。
近年は保証会社の利用を必須条件にしている物件が増えており、実質的に「保証人は不要・保証会社は必須」というケースが多くなっています。
つまり、個人の保証人がいなくても、保証会社を使えば借りられる物件がほとんどです。
独り身・フリーランスの賃貸、3つの解決策
解決策① 家賃保証会社を利用する(最もメジャーな方法)
保証人が不要になる代わりに、保証会社に保証料を支払う方法です。
フリーランスでも利用できますが、保証会社の審査があります。
クレジットカードの審査を通しておくと、賃貸審査にも有利です。
クレジットヒストリーを積み上げておくことが、独り身フリーランスの審査対策になります。
解決策② UR賃貸住宅を選ぶ(保証人も保証会社も不要)
保証人も家賃保証会社も不要で借りられる公的な賃貸住宅です。
UR都市機構(独立行政法人)が管理する賃貸住宅で、以下の特徴があります。
収入や貯蓄の条件さえ満たせれば、フリーランスでも独り身でも公平に申し込めるのが最大のメリットです。
解決策③ 保証人不要物件を探す
そもそも保証人が不要な物件を選ぶ方法です。
SUUMOやHOME’Sなどの不動産サイトで「保証人不要」で検索すると見つかります。
ただし注意点があります。
- 保証人不要でも、保証会社は必要なケースがほとんど
- 物件の競争率が高く、人気物件はすぐ埋まる
- 訳あり物件(事故物件など)が含まれる場合もあるため、物件の詳細を必ず確認する
「保証人不要」という条件だけで飛びつかず、物件の状況をしっかり確認することが大切です。
フリーランスが賃貸審査を通るための準備リスト
審査前に用意しておくと、スムーズに進められます。
審査に落ちてしまったら
対策をしても、審査に落ちることはあります。でも、それで終わりではありません。
まず、落ちた理由を不動産会社に聞く
審査結果は「否決」とだけ伝えられることがほとんどですが、担当者に「何が原因だったか教えてもらえますか?」と聞いてみましょう。
理由を教えてもらえれば、次の対策が立てやすくなります。
収入が足りなかったのか、クレヒスの問題なのかによって、対処法がまったく異なります。
保証会社を変えられる物件を探す
保証会社にはいくつか種類があり、審査基準が会社によって大きく異なります。
ある保証会社で落ちても、別の保証会社なら通る場合があります。
担当者に「他の保証会社を使っている物件はありますか?」と相談してみましょう。
フリーランスに理解のある不動産会社に変える
不動産会社によって、フリーランスへの理解度には大きな差があります。
「フリーランスの方の対応実績がある」「個人事業主歓迎」をうたっている不動産会社に相談すると、審査が通りやすい物件を紹介してもらえることがあります。
同じ物件でも、担当者が変わるだけで結果が変わるケースもあります。
UR賃貸・シェアハウスに切り替える
どうしても一般の賃貸審査が難しい場合は、最初からUR賃貸やシェアハウスに切り替えるのも現実的な選択肢です。
収入条件さえクリアできれば、UR賃貸は保証会社も保証人も不要で審査のハードルが格段に下がります。
シェアハウスは初期費用も安く、審査がゆるい物件が多いです。
クレヒスを整えてから再チャレンジする
クレジットカードや携帯電話の分割払いに延滞歴がある場合、信用情報が回復するまで(最長5年)は審査が通りにくい状態が続きます。
この期間はUR賃貸やシェアハウスに住みながら、クレヒスを整えて再チャレンジするという方法もあります。
焦って何度も審査に落ちると、それ自体が信用情報に影響する場合もあります。
作戦を立て直してから次の物件に申し込む方が、結果的に早く決まります。
それでもやっぱり難しいと感じたら
もしこれからフリーランスへの転身を考えているなら、フリーになる前に引っ越しを済ませてしまうのが一番スムーズです。
会社員のうちは収入が安定していると見なされるため、審査がぐっと通りやすくなります。
フリーランス後の収入の予定や貯蓄額から「この家賃なら払い続けられる」という見通しを立てた上で、独立前に物件を契約してしまう。
フリーになってから不安ごとを一つひとつ解決しようとすると、思った以上にエネルギーを使います。
住まい・保険・保証人……こういった「もしも」の備えは、動けるうちに片付けておくのがおすすめです。
まとめ|独り身でも、保証人がいなくても大丈夫
独り身・フリーランスだからといって、賃貸を諦める必要はありません。
「保証人がいない」という問題は、仕組みを知ることで解決できます。
引っ越しの際は、まず家賃保証会社対応の物件を中心に探してみてください。

