4月から新生活を始める人も多いのではないでしょうか。
住居はもちろんのこと、家電選びも迷うポイントです。
家電は住居と同様、まとまったお金が必要になるので、本当に必要なものをそろえたいですよね。
一人暮らしで家電をそろえる上での重要なポイントは、「スペース」です。
家電はあればあるだけ便利になります。
しかし、限られた空間に置きすぎてしまうと部屋がごちゃごちゃしてしまします。
始めて一人暮らしを始める場合は、本当に必要なものがわからない場合もあるかと思います。
そこで、ここでは、一人暮らしを始めて始める方に「最低そろえたい家電」をご紹介します。
一人暮らしを始めるときの家電選びのポイント
一人暮らしの家電は、スペースと優先順位で選ぶ
テレビなどでよく目にするCMなどは、ファミリー向けの家電が多いです。
便利な機能は付けば付くほど便利にもなりますが、サイズが大きく一人暮らしの住居には向きません。
キッチンスペースなどは、最初からサイズに制限があるので、しっかりとサイズを測って購入をするようにしましょう。
また、人によって優先順位も異なってきます。
自炊をする人、しない人でも冷蔵庫の容量は異なってきます。
自炊をする人、料理が好きな人でも、キッチン家電はスペースが限られるため優先順位を考える必要があります。
代用できるものもあるので、最低限の自分の暮らしをイメージして、家電選びをしましょう。
大手家電量販店の一人暮らし応援家電セットは?
大手家電量販店の一人暮らし家電セットも必要家電を選ぶ上で参考になります。
参考までに「ビックカメラ」の2023年一人暮らし家電セットを見てみましょう。
種類 | セット内容 |
2点セット | 冷蔵庫、洗濯機 |
3点セット | 冷蔵庫、洗濯機、レンジ |
5点セット | 冷蔵庫、洗濯機、レンジ、炊飯器、掃除機 |
ここから見ると、最低限必要な家電は「冷蔵庫」「洗濯機」ということがわかります。
では、本当に必要なのか。選ぶならどういう視点で見ていけばいいのか自分と照らし合わして考えていきましょう。
一人暮らしに必要な家電5選
冷蔵庫
20年以上一人暮らしをしている筆者ですが、「冷蔵庫」は絶対そろえておきたい家電と言えます。
引っ越しのタイミングが合わずに1週間冷蔵庫がない生活をしましたが、本当に不便でした。
容量は自炊するかしないかでわかれますが、最低限そろえたい家電は、間違いなく「冷蔵庫」でしょう。
ただし、一人暮らし用の容量は、冷凍スペースの容量が少ないものが多いです。
自炊で冷凍保管をしたいという人は、容量選びには注意してくださいね。
洗濯機
次に、「洗濯機」です。
正直、洗濯機に関しては、少し分かれると思います。
最近は、コインランドリーも増えましたので、近所にそのような環境がある人は、必ずしも必須家電としなくても大丈夫です。
ただし、その分ある程度まとめて洗濯をする環境になるので、衣類のストックは必要になります。
女性については下着など人目に触れたくない洗濯物もあると思いますので、気になる方はやはり個人でそろえたほうがいいでしょう。
また、部屋干しする頻度が高いようであれば、乾燥機能付きのモデルもおすすめです。
自分の住環境と照らし合わせて、洗濯機の機能を選んでみてください。
電子レンジ
自炊をする人も、しない人もあって便利なのは「電子レンジ」です。
スーパーで買ってきた総菜や弁当などをあたためるのにも充分使えますし、これ一つあると他の機能を代用することができます。
キッチン家電を極力少なくしたいという人は、「電子レンジ」は必須で考えましょう。
照明
照明は最近の賃貸ではついている場合も多いのですが、新築などの場合は自分でそろえることになりますので、忘れずに確認しましょう。
一人暮らしの場合、この照明がメインの灯りとなりますので、生活のシーンに合わせて調光の段階や常夜灯など調節ができるといいでしょう。
掃除機
掃除機もコンパクトなものを1つそろえておくと安心です。
フロアワイパーや粘着テープでの掃除も手軽でいいですが、消耗品のストックなどを考えると掃除機を1つ持っておいたほうが結果的に楽ちんです。
掃除機は収納のスペースをとります。
自立タイプ、壁にかけられるタイプ、充電スタンド付きなど部屋に馴染み、かつコンパクトなタイプを選ぶといいです。
代用できる家電は最初はそろえなくていい
代用できる家電とは?
100円均一でも、今では本当に便利なものが増えました。
だからこそ、家電をわざわざそろえなくても、その機能を代用できるようになりました。
一人暮らしこそ、これらの便利グッズが大きな活躍を見せてくれると思っています。
キッチン家電は代用でカバーできるものも多い
一人暮らしのキッチンはスペースがなさすぎて、戸惑う人も多いと思います。
「冷蔵庫」と「電子レンジ」を置いてしまったら、もうその他の家電を置くスペースはないと思ってください。
使用するたびに棚から出すか、生活スペースに置くか。
その選択になります。
そんなときは、最初のうちは代用品でカバーしましょう。
今ではいろいろな便利グッズが販売されています。
代用できる者は「-(マイナス)=引いていく」という考えを持ちましょう。
炊飯器
「炊飯器」は代用できる家電としてあげることができます。
コンロがあれば、鍋で炊くこともできますし、電子レンジで炊くこともできます。
多機能な鍋を1つ用意し、まとめてご飯を炊くということができれば、炊飯器は必要ありません。
少し値は張りますが、多機能鍋でおすすめしたいのが次のお鍋です。
一生ものとして使えますので、おすすめです。
次に、電子レンジでご飯を炊けるグッズをご紹介します。
容量は多く炊けませんが、炊きたてのご飯が食べたいという方には、こちらがおすすめ。
トースター
トースターとレンジで迷う方は多いと思いますが、使用場面を考えると、圧倒的に「電子レンジ」のほうが出番が多く、代用も可能です。
パンを焼きたいけど、「トースター」を置くスペースがないという方におすすめなのはこちら。
ガスコンロでパンが美味しくやけるグッズです。
パンを焼くぐらいであれば代用可能ですが、普段からお菓子などを作る人は、あまり冷蔵庫上に置けるサイズの「オーブンレンジ」の購入がおすすめです。
一人暮らしこそ家具×家電=ステルス家電に注目
ステルス家電って
ステルス家電という言葉を聞いたことはありませんか?
2023年にヒットすると言われている家電のことで、簡単にいうと、家具に家電機能が備わったものをいいます。
使用しないときは家電と気づかれない家電で、これこそスペースが限られた一人暮らしにピッタリな家電です。
- テーブル×空気清浄機
- テーブル×スピーカー
- 照明×プロジェクター
- バスマット×体重計
単体としてそろえるとスペースに困るけど、家具と一緒に取り入れられるというのは一人暮らしにとってありがたいところです。
ステルス家電のメリット・デメリット
簡単に、メリットとデメリットを確認しましょう。
- 置き場問題を解消できる
- 出しっ放しでも部屋の雰囲気に馴染み、邪魔をしない
- 様々な手間が省ける(片づける手間、ものをとりに行く手間など)
- これからの分野なので、選択肢が少ない(種類、素材、デザインなど)
- 値段がまだまだ高い
- 修理に出すと、両方の用途で使えなくなるので大変
以前、私自身も録画機能付きタイプのテレビを使用したことがあります。
しかし、録画機能部分が壊れると、テレビそのものを修理に出すことになるので、一定期間テレビがない状態に。
不具合が起きたときは、不便だと思いました。
ステルス家電の第一歩
一人暮らしの人におすすめしたいステルス家電をご紹介します。
バスマット×体重計
バスマットはお風呂に入る際に使用するので、購入する方は多いと思います。
一方体重計は、健康管理やダイエットのためにそろえたいけど、一人暮らしのスペースだと出すのが面倒だったりして結局使わなくなってしまうというケースが多いようです。
そこでおすすめしたいのが、スマートバスマット。
お風呂から出て、足裏の水分をとるという自然な流れの中で体重を測ってくれる優れもの。
Wi-fi環境が必要ですが、スマートフォンと連動して体重を記録してくれますので、記録の手間も省けるのでおすすめです。
プロジェクター×照明
プロジェクターというと、一人暮らしに使う?と思う方も多いと思いますが、最近ではテレビ離れも進み、テレビ代わりにプロジェクターを使って動画を見る方も増えています。
そこで、おすすめなのが照明がプロジェクターになる「popIn Aladdin」。
これについては、2022年からYoutubeでも話題になっていました。
照明もプロジェクターも音響設備も時計も…
使いかた次第で可能性が広がるまさにステルス家電。
まとめ
新しい生活のスタートをするうえで、最低限そろえておきたい家電をご紹介しました。
冒頭でもお伝えしたように、あればあるだけ便利になりますが、そろえすぎると一人暮らしのスペースではごちゃごちゃしてしまいます。
便利なグッズも増え、可能性が広がりましたので、今回ご紹介した代用品なども上手に活用して快適な一人暮らしの生活を送ってくださいね。