フリーランス1年目にやること・やっておけばよかったこと【40代の実体験2026年版】
フリーランス1年目、何から手をつければいいかわかりませんでした。
そんな私が5年間の経験をもとに、やるべきことをまとめました。
独立したての頃、何から手をつければいいかわからなかった
会社を辞めてフリーランスになった直後、正直パニックでした。
やりたい仕事はある。でも手続きのことは何も知らない。
「開業届って何?」
「確定申告って自分でやるの?」
「健康保険はどうなるの?」
調べれば調べるほど、知らないことが出てきました。
あれから5年以上が経った今、当時の自分に伝えたいことがたくさんあります。
この記事では、フリーランス1年目にやるべき手続きと、私が実際に「やっておけばよかった」と後悔したことを正直に書きます。
これから独立する方にも、フリーランスになって間もない方にも参考にしてもらえたら嬉しいです。
フリーランス1年目の最初の1ヶ月にやること
難しく考えなくて大丈夫です。最初にやるべき手続きはこの3つだけです。
① 開業届を出す
フリーランスとして事業を始めたら、税務署に「開業届」を提出します。
事業開始から1ヶ月以内が原則ですが、出していなくても罰則はありません。
ただし後述する青色申告の申請や、事業用口座の開設に必要になるので、早めに動くのがおすすめです。
提出先は管轄の税務署。
郵送やe-Taxでも出せます。
私は「覚悟を決める」という意味で窓口に行きました。
freeeなどの会計ソフトを使えば、開業届の書類も簡単に作成できます。
② 青色申告承認申請書を同時に出す
開業届と一緒に必ず出してほしいのが「青色申告承認申請書」です。
青色申告にすると、最大65万円の控除が受けられます。
フリーランスとして軌道に乗るまでは、収入が安定せず金銭的に不安な時期が続きます。
だからこそ、使える控除は1年目から最大限に活用しておきたい。
青色申告はその中でも特に効果の大きい制度です。
③ 国民健康保険・国民年金に切り替える
私も独立したとき、金額を見て目を疑いました。
会社員のときは会社が半分負担してくれていたのが、フリーランスになると全額自己負担になるからです。
さらに厄介なのが、国民健康保険料は前年度の収入をもとに計算されるという点です。
つまり独立1年目は、会社員時代のフルの収入に対して保険料がかかってきます。
フリーランスとして収入がまだ安定していない時期に、会社員時代と同水準の保険料を払い続けるのは本当にしんどかったです。
事前に自分の保険料がどのくらいになるか、各自治体のシミュレーターで確認しておくことをおすすめします。独立前に把握しておくだけで、心構えと資金計画が全然違います。
クレジットカードは在職中に作っておく
フリーランスになってからクレジットカードを作ろうとすると、審査が通りにくくなります。
収入が安定していない・勤務先がない、という状態は審査上不利に働くからです。
私はギリギリ在職中に間に合いましたが、本当にギリギリでした。
事業用のカードは会社を辞める前に作っておく。
これは絶対に守ってほしい鉄則です。
カード選びのポイントはこの4つです。
- 利用限度額が十分に設定されていること
- 年会費が高すぎないこと
- 会計ソフトとの連携に対応していること
- ビジネスカードなら付帯サービスが充実していること
会計ソフトは最初から入れる
フリーランス1年目から会計ソフトを入れることをおすすめします。
フリーランスが青色申告をするには、帳簿の作成と保存が義務です。
簿記の知識がなくても大丈夫。
会計ソフトを使えば、知識ゼロでも帳簿をつけられます。
私が2020年から使っているのがfreee会計です。
銀行口座やクレジットカードを連携すると明細が自動で取り込まれ、○×形式の質問に答えていくだけで確定申告書まで自動で作ってくれます。
また、口座開設のときにネットバンキングの手続きも同時に済ませておきましょう。会計ソフトとの連携に必要で、後から手続きするのが意外と面倒です。
やっておけばよかった3つのこと【実体験】
ここからが、今の私が当時の自分に一番伝えたいことです。
① 国民健康保険の高さを事前に把握しておく
前の章でも書きましたが、これは本当に驚きました。
会社員のときは給与明細に「健康保険料」として引かれていた金額の、倍近くになることがあります。
知っていれば事前に資金計画を立てられたのに、知らなかったせいで最初の数ヶ月は家計が苦しかったです。
独立前に必ず確認してください。
② 小規模企業共済に1年目から入ればよかった
「名前は聞いたことがある」程度で、1年目はスルーしてしまいました。
これが今になって本当にもったいなかったと思っています。
小規模企業共済とは、フリーランス・個人事業主向けの退職金制度のようなものです。毎月1,000円〜70,000円を積み立てると、その全額が所得控除になります。
つまり節税しながら老後の資金を貯められる、一石二鳥の制度です。
加入した月からしか控除が受けられないので、1年目から入っていれば今ごろ5年分の恩恵を受けていたことになります。
「名前だけ知っている」状態で止まっている方は、今すぐ調べてみてください。
③ iDeCoも早く始めればよかった
同じく「名前は聞いたことがある」で止まっていたのがiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
掛け金が全額所得控除になる私的年金で、フリーランスは会社員より上限が高く、月68,000円まで拠出できます。
こちらも始めた月からしか控除が受けられません。「いつかやろう」と思っているなら、今日調べてみることをおすすめします。
私自身、今まさに動き始めたところです。
正直に言うと、もっと早く動けばよかったと思っています。
フリーランス1年目のまとめ:最初の動き出しが、あとの5年を決める
フリーランス1年目にやるべきことを改めてまとめます。
最初の1ヶ月
- 開業届を出す
- 青色申告承認申請書を同時に出す
- 国民健康保険・国民年金に切り替える
独立前にやっておく
- クレジットカードを作る
- ネットバンキングを開設する
1年目から始めておきたい
- 会計ソフトを入れる(freee)
- 小規模企業共済に加入する
- iDeCoを始める
手続きは面倒に感じますが、最初に動いた分だけ、その後がずっと楽になります。
特に節税まわりは、始めた月からしか効果が出ません。
「いつかやろう」は一番もったいない言葉です。
まずは一つだけでも、今日動いてみてください。
※本記事は2026年3月時点の情報です。制度の詳細は各公式サイトや税務署でご確認ください。

