ブログ生活

【わたしの日本語って正しい?】ブログ信頼度を高めるために取り入れたい日本語チェックツールをご紹介

文章を書くことを本業としてこなかった人にとって、誰もが一度は思ったことあるのではないでしょうか。

まるこ

わたしの書いた日本語って本当に正しいのかな?

言葉はいきものといわれていて、常に変化をしていきます。


また、意図的に意味を持たせて漢字を変えてみたり、言い回しを変えてみたりする楽しみも日本語にはあります。

だからこそ、ネット上には本当にいろいろな日本語の使われ方があって、ふとしたときに自分の記事の日本語が正しく使えているのか気になることがあります。


意図的に使っていても、読み手が受け取ってくれなかったらその言葉は意味がありません。
また、あまりに変な使い方をしていると、ブログ全体の信頼度・信用度も落としてしまいます。

そこで、今回は記事を公開する前にチェックすべきポイントと、日本語をチェックしてくれる便利なツールをご紹介します。

記事チェックのポイント


まずは、記事を公開する前にチェックしておきたいポイントを確認していきましょう。

誤字・脱字

誤字・脱字は基本中の基本です。ブログに限らず、ビジネスだったり、学習の場でも必ず確認する部分です。


ここで注意しておきたいのが、パソコンの変換予測機能です。パソコンやスマホなど複数台で作業される人は、そのツールによって微妙に変換候補が変わって出てきます。
勘違いで誤字を選んでしまうなんてこともよくありますので、注意して変換するようにしましょう。


また、人の名前や会社名などの間違いはせっかく紹介をしても失礼になりますので、特に注意しましょう。

勘違い

勘違いというのもよくある間違いです。

冒頭でも触れましたが、言葉は常に変化をしていきます。その中で、自然と間違えて覚えてしまったり、勘違いで記憶に刷り込まれていた言葉は、自分が思っている以上に多いと思ってください。


慣用句やことわざなどは、パソコンでも調べられますので、公開前に必ず調べて使い方を間違えていないか確認するくせをつけましょう。


歌詞などはアーティストがこだわって使っている言葉が多いため、漢字の変換などは参考になりません。逆に引用する際はこだわった言葉を間違えないように注意しましょうね。

ら抜き・さ入れ言葉

日本人の中でも誤った使い方が増えているのが、この「ら抜き」「さ入れ」言葉です。


ビジネスのシーンでも、丁寧な言葉を使おうとして、それが逆に変な日本語になってしまっている人いませんか?

ここで、代表的な「ら抜き」「さ入れ」言葉を見てみましょう。

  「正しい」使い方 「誤った」使い方
「ら抜き」の代表例 見られる 見れる
寝られる 寝れる
来られる 来れる
「さ入れ」の代表例 書かせる 書かさせる
読ませる 読まさせる
休ませる 休まさせる

間違った使い方していませんでしたか?


「ら抜き」言葉の使用は、一般的になってきているようにも思いますので、改めて使い方を確認してみてください。

リズム

言葉の使い方を一通り確認したら、最後に文章の「リズム」を確認しましょう。

プレビューの状態にして、声を出せる場所にいるなら声に出して、出せない場所で作業をしているときは頭の中で必ず通しで読んでみましょう。
最初から最後まで通しで読むということが大切です。

作業状況にもよりますが、最初と最後の書きぶりが変わっているなんてこともよくあります。
通しで読むことで、リズムが悪く、つまらない文章になってしまっていたり、
ということに気づくことができます。

助詞の使い方、句読点の使い方の間違いに気づけたりするので、「リズム」を意識して最後に通しで読んでみましょう。

おすすめ日本語チェックツール

それでは、無料で日本語チェックをしてくれるツールをご紹介します。

Enno

Ennoは日本語の文章のエラー (タイポ、誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化け、誤用、スペースのエラー) をチェックしてくれるwebサービスツールです。
日本語だけでなく、英語など他の言語の文も含めてチェックをすることができます。
ユーザー登録不要で、確認を文章を貼りつけ、チェックするのボタンを押すだけという非常にシンプルな作りとなっています。
安全のためということで、チェックした文章をデータベースやログに残さない使用になっているというのも安心です。

オンライン日本語校正補助ツール

オンライン日本語校正補助ツールは、 Yahoo! デベロッパーネットワークの校正支援APIを用いた、校正ツールです。Ennoと同じように、チェックしたい文章を貼るだけで、簡単にチェックをすることができます。
誤字や誤用だけでなく、常用漢字表外字のチェックが入るのが特徴です。
ブログではここまでの長文を書くことはないかもしれませんが、約50,000文字(100KB)までを一度にチェックできます。

JTF日本語スタイルチェッカー

JTF日本語スタイルチェッカーは、テキストが「JTF日本語標準スタイル」の表記ルールに沿っているかをチェックできるツールです。
翻訳に関わる企業、団体等からなる翻訳関係者の団体に設置された翻訳品質に関する調査・研究を行う「翻訳品質委員会」が推奨しているツールです。
ルールについては、翻訳用のJTF日本語標準スタイルガイド(PDF)でチェックできるようになっています。ルールが明確に示されているのはありがたいですよね。
こちらも、テキストを貼りつけるだけで簡単にチェックすることができます。
敬体と常体の統一など、一部チェックできない項目もあります。これらについても、サイトで紹介されていますので、確認してから使用しましょう。

漢字使用率チェッカー

他のツールとは少し違った使い方をする漢字使用率チェッカーをご紹介します。

漢字使用率チェッカーは文章の中にどのくらい漢字使用されているかを確認するツールです。
ブログに限らず、SNSで発信をする際に漢字とひらがなのバランスを意識することはとても大切です。

一般的に読みやすい漢字のひらがなと漢字の黄金比「漢字:ひらがな=3:7」と言われており、美しく読みやすい文章になると言われています。

もちろん、自分のブログの分野によっても変わってくると思いますが、便利なツールを使って漢字とひらがなのバランスを見てみましょう。

ブロガーにおすすめツール(有料版)

今までのものは、基本的に無料で使えるものですが、有料版のものもご紹介します。

Shodo(ショドー)は、株式会社ゼンプロダクツが提供する自動で文章の構成をしてくれるサービスです。
書いた日本語をAIでリアルタイムで構成し、日本語の間違いを指摘してくれる画期的なツール。
Webブラウザーがあれば、インストールなしに使用することができます。

「ら抜き」言葉の指摘や、文脈の統一、助詞が重なって使用されている場合の指摘など随時指摘をしてくれるだけでなく、2018年にGoogleが発表した自然言語処理モデル「BERT」で漢字の変換ミスやタイプミスも提案してくれます。

「BERT」は、汎用性の高さが特徴です。

大量の文章データを学習モデルが事前学習し、文章理解や感情分析など様々なタスクに応用できるようになっているので、それらを活かして提案してくれると安心できますよね。

WordPressやはてなブログに記事を投稿する機能にも対応しているので、書き終わったらクリック1つで外部サイトへ連携し、管理してくれるという手軽さもブログ執筆者にはありたがたいところ。

無料プランもありますが、AIによる日本語校正機能を使うには月額1,000円となります。


ブロガーさんは、執筆から校正まで自分でやる方がほとんどだと思いますので、校正にかける時間と執筆にかける時間のバランスでこのようなツールを取り入れてみてはいかがでしょうか。

\14日間無料で試してみてください

まとめ

出版社のものは「校正」という過程がありますが、ネット上でいろいろな文章を見ることができるようになって、本当に正しい日本語を使ええているのか不安になることが多くなりました。


もちろん、すべてをチェックできるわけではありませんが、せっかくあるツールを使わない手はないと思います。


チェックをかけることで、自分のくせも見えてきて、客観的に見ることができるようになります。

読者に喜んでもらえる記事を目指して、さまざまなツールを使いこなしましょう。

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